2011年 9月
9月28日(水)
今日は一日ハウスでいちごの株管理を行いました。暑かった!!(ハウス内38℃)
定植後ほぼ2週間、新葉が2枚展開してきました。そろそろ葉欠き(古い葉を取り除く)作業をしなくてはいけません。目的は? ①仕事(光合成)をせず栄養だけを消費する古葉を取り、新葉に栄養を集中させる。②風通しを良くし病害虫の発生を軽減させる。③クラウン(株元)の充実を促進させる。④腋果房(2番花)の花芽分化を促進させる。
9月15日に定植した6500株(ハウスの半分)の葉欠きを一日かけて終了しました。(この時期だからこんなに早く回れます。)朝6時から途中1時間昼休憩して夕方6時30分まで暑さと孤独との戦いでした。(FMラジオが欠かせません。:ハピモニリスナーです。)その甲斐あってすっきり涼しくなりました。この作業が収穫終了の6月まで永遠に続きます。ハウス1周回るのに通常2週間から20日かかりますから10月から15~18周回ります。とにかくいちごの品質はこの株管理作業(葉欠き)をどれだけするかで決まるといっても過言ではありません。
途中いちごの葉を食べる昆虫(夜盗蛾の幼虫)の食痕をいたるところに発見。周辺を捜し、見つけ、除去(つぶす)して回りました。今年は多い気がします。ハウスを締め切る11月下旬まで、戦いは続きます。こんな苦労はイチゴ栽培では序の口です。その他の苦労話は後々アップします。とにかくいちご収穫開始が待ち遠しいいちご家です。
JA香川県小豆島いちご部会:いちご家も役員をしているいちご部会のHPです。
*Strawberry life*
http://shodoshima1583.weblogs.jp/blog/
ふじ(苺農花):いちご部会の若き仲間です。
Twitter・・・http://twitter.com/#!/fuji8783
ブログ・・・http://ameblo.jp/bon878/
モカボーネン:ロールケーキやフロマージュ、ダックワーズを多田農園のいちごを使って作っていただいているケーキ屋さんです。
ジェラート果樹×Caju:いちご家のいちごソースなどを使用してくださっているお店です。
http://twitter.com/#!/GelatoCajuCaju
環望:漫画家です(実の2つ違いの弟です。)
http://blog.goo.ne.jp/tamakiya_web
http://www.vampirebund.com/ ダンスインザヴァンパイアバンドの公式HP
http://www.vampirebund.com/movie.html ダンスインザヴァンパイアバンド動画
島本晴海:漫画家です(実の5つ違いの弟です。)いちご家の看板デザインやロゴデザイン、ジャムのデザイン制作者
瀬戸内国際芸術祭のHPです。現在の公開作品や公開瀬戸内国際芸術祭のHPです。現在の公開作品や公開日を確認出来ます。
かのんぷ♪:芸術祭では≪豊島のうた歌おう≫を作ってくださり、いちご家おすすめのシンガーです。
http://www.youtube.com/watch?v=Mgyv325gWKg(豊島のうた歌おう)
《島内のWeb》
豊島観光協会:豊島の観光協会で豊島の情報を発信している。
廃棄物対策豊島住民会議
山本果樹園:豊島みかんの農家です。甘い美味しいみかんを作っています。
東洋オリーブ株式会社:豊島に東洋一の規模のオリーブ園を持っています。
土庄町立豊島小学校:全校児童22名(平成23年度)の小規模校です。
http://www.niji.or.jp/school/tesima01/
土庄町立豊島中学校:全校生徒17名(23年度)の小規模校です
http://www.niji.or.jp/school/teshimaj/
《島外のWeb》
さぬき瀬戸しまネッ島
http://www.pref.kagawa.jp/kanko/seto-island/index.htm
豊島を紹介してくださってるWebです。:豊島のいいとこ満載
豊島美術館
豊島美術館《母型》はなぜ高評価なのか…? 水滴がテーマであるが、豊島人は古くから水と共に生きてきた。雨が少ない豊島、しかし壇山の堆積物がその少ない雨を吸収し、時間をかけて地上に湧かす。人が流れをまとめ溜め池をつくる。その水の恵みにより実り豊かな食を得る。やがてその水は海に達し海を潤す。そんな島の営みの全てをあの空間が表現しているように私は勝手に思う。だからこそ豊島の自然に包み込まれる様な心の安らぎを得られるのではないだろうか。何時間でもいたい空間である。http://www.youtube.com/watch?v=mwh-LtrQDGU&feature=player_embedded#!
〇農産品
豊島苺(いちご)
豊島の農産品の中で出荷高堂々1位、今や豊島の味になりました。(自称)!!14年
前より島の活性化のために4軒の農家で生産をスタート。現在6軒の農家で年間40t位出荷しています。高設栽培により苺は空中に浮いた状態なるため、衛生的です。甘さと酸味が絶妙で味が濃く、食べた瞬間・・・うっま!!一度は食べてみたいイチゴです。販売はいちご家で行なっています。生産期間は11月中旬から翌6月末までです。美味しい時期は1月から4月中旬。ちなみにJA香川県小豆島いちご部会を通して京阪神方面にも出荷しています。大丸ピーコック《オリーブのひとみ》、イズミヤ《小豆島苺》などです。運がよければ当農園の苺が見つかるかも!?(パックのセロテープに生産者ネームが印字してます。)いちご家は苺の収穫がない時期でも、冷凍保管をしている新鮮な苺でシャムやソース、かき氷のシロップなどを加工して販売しています。いちご家は年中イチゴです。
豊島みかん
島では昔から生産をしている農産品です。定番の温州みかんはジューシーで甘くてとても美味しいと評判です。また、はっさくや甘夏、夏みかんも美味しく、島のあっちこっちでなっているのを見ます。いちご家の甘夏カキ氷は、木で完熟にした砂爺(砂川さん)の甘夏を搾って作ったシロップでです。 左の写真は島の南側、唐櫃岡地区から甲生地区に向かう県道沿いにある山本果園http://teshimamikan.com/の風景です。景色としてもそれは綺麗です。みかんが色づき始める11月頃にサイクリングしてみたらいかがですか。
オリーブ
オリーブといえば小豆島というイメージがありますが、豊島には東洋一の規模を誇るオリーブ園があります。日本では岡山県牛窓と香川県小豆島でしかオリーブ園がなく貴重な農産品です。塩蔵オリーブやオリーブ油がメジャーですが、最近ではサイダーや砂糖菓子がお目見えしました。オリーブ油の搾りかすは牛のえさとしても使われ、その牛の肉はご当地牛《オリーブ牛》として販売され、人気になっています。又造園の分野でもオリーブの木は売られ、洋風の家の庭木に使われています。 いちご家では10月下旬より農家仲間の塩蔵オリーブとエキストラバージンオイルを今年も取り扱いします。ご期待ください。
お米
かつて島には114㌶の田んぼがありました。その当時の3000人の島民が食べてもあまり、島外に出荷していました。しかし高齢化・後継者不足が進み、今では20㌶位しか作られていません。島の各地区に棚田があり、現在は棚田再生が少しずつ取り組まれ始めました。豊島で生産されているお米の品種は《ヒノヒカリ》《コシヒカリ》が主で9月後半から本格的な稲刈りが始まります。10月にはいると機械干しの新米が、又11月から天日干しの新米が豊島の食卓にお目見えします。
松茸
豊島の秋の味覚松茸。豊島の山は松茸の宝庫です。どこでとるかはみなさん内緒。私も探しに行きますが未だかつて1本もとったことがありません。いつかは必ず・・・。
今年はいちご家に入荷致しました。
9月23日(金)秋分の日
昨日、豊島小学校でミニコンサートをしてくださったかのんぷさんが、今日は島キッチンでコンサートをしてくださいました。かのんぷさんの大ファンの娘は2日連続で歌を聴かせていただきました。島キッチンのコンサートの後、いちご家に4か月になる可愛いお子様とご来店いただき、いちごのふわふわ氷をお召し上がリいただきました。娘は娘特製のいちごクレープ白玉入りをプレゼントするんだといって一生懸命作っていました。(おいしかったのかな?)
「豊島のうた歌おう」がCD化され全国に販売されるそうです。豊島人としてはうれしい限りです。本当にいい歌です。豊島のいいとこてんこ盛り!!
かのんぷさんのHPは以下の通りです。
台風の到来はハウス農家にとって一番の大きな出来事です。6年前当農園は台風時の高潮で、ハウス2棟の倒壊と、暖房機などの設備を水没させ大きな被害を受けました。次の年には台風の風により1棟倒壊させてしまいました。イチゴのハウスは台風対策としてかなりの骨材補強をしているのですが、それでもだめでした。
ですから台風まえには時間をかけ徹底して備えをします。それでも通りすぎるまでは気が抜けません。特に今回の台風は速度が遅いため48時間近く寝ずの番が続きました。結果は風による被害はありませんでしたが、洪水によりハウスが水に浸かってしまいました。幸い機械関係は無事でしたが、水が引いた後のヘドロの搬出と床の洗浄、消毒という仕事が増えました。この程度で済んでよかったよかった!!