2011.10.18
家浦八幡神社本祭りの日が来ました。10時集合に合わせて、各地区のかぎ手の人たちが集まり始めました。今日は平日のためかぎ手が少ないと予想されていましたが、何のことはない、皆祭りが好きです。これならどうにか、すべての太鼓をさせそうです。
自治会長のあいさつが行われ、いよいよ秋祭りのスタートです。(今日はRSK山陽放送の取材があり、20日18:15頃からニュース?で放映されるそうです。)
出立ちの前の子供たちです。きれいに着飾り、可愛くお化粧をしています。
「御宮入」です。子供だんじりに続き、硯の小太鼓、家浦岡の中太鼓、家浦浜の大太鼓の順番に行います。宰領の指示でお伊勢音頭に合わせ、乗り子が太鼓をたたき、かぎ手が太鼓台をさす(天高くさし上げる)。この太鼓台は大変重く、大太鼓は1.2トンもあるそうです。
「御宮入」を終えた太鼓台は、途中おたび所(漢字が?)でさし、何回かの休憩をはさみ、小学校校庭に向かいます。写真の小太鼓は最初から最後まで、かぎ手が担ぎ移動しました。他の太鼓台は、人数の関係で台車に乗せての移動です。
小学校の体育館で各地区のご婦人方が豊島の食材を使い昼食を作ってくださり、みんなでワイワイ食べました。豊島の毎年受け継がれてきた伝統的な祭りの食文化をここでは味わい感じることが出来ます。五穀豊穣を祝うお祭りならではです。
午後からは往路の逆で、八幡神社まで戻り、最後の御宮入をします。これで今年もお祭りが無事に終わり、また1年後に向けて片づけをしました。もちろん、片づけの後は、反省会という飲み会が待っています。本当に良いお祭りでした。いちご家は都会で育ったためお祭りを知らず過ごしました。しかし、豊島に来て祭りに参加し、子供ができ、親子と祭りに参加し、自分の祭りができ、なんか本当に良かったなとしみじみ感じています。(ほろ酔い気分で書いてます。)