2011年 11月
12月より月・金・土・日曜日・祝日の営業とし、火・水・木曜日は定休日とさせて頂きます。 営業時間は12時~17時です。ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承くださいませ。
尚、3月中旬以降は火曜日定休に戻させていただきます。
2011.11.17(木)
豊島中学校島一周マラソン大会が行われました。
豊島中学校をAM9:50に出発し豊島の周回道路を反時計回りで一周(10.8キロ)。コースはまず家浦地区を離れ、途中峠を1つ越え甲生地区へ。ここからがこのマラソンコースの難所、箱根駅伝の5区のような(ちょっと大袈裟です)ハードな心臓破りの坂1.2キロが待っている。必死の思いでそこを上り、コースは景色のよい島南側へ。なだらかにアップダウンを快調にとばし唐櫃岡地区に入る。南のお大師さん、ここでコースの半分。ここから山田池は緩やかな下り坂が続く。山田池から最後の登り坂を清水霊泉まで上ると、家浦地区まで永遠に続く下り坂。残り3キロを10分強で一気に下り中学校へと戻る。今年のトップは3年生の男子で44分08秒。2位は2年生の男子46分??秒。3位は1年生男子48分45秒(我、長男君です)。最後の女の子がゴールしてマラソン大会が無事終了いたしました。なんと今年は1名の先生も走り見事完走!!立派でした。走り終えたすべての生徒はとても誇らしげでした。
2011.11.15
アブラムシの天敵【コレマンアブラバチ】(商品名:アブラバチAC)/昆虫剤
ダニの天敵に続き、アブラバチの天敵を放飼しました。2週間前株管理をしているとき、苺の株の新葉にアブラバチを発見し、注文していたものが今日届きました。年内、年明けに各2本ほど放飼しすればおそらく収穫最後までアブラムシの心配はない?と思います。
アブラバチはアブラムシに卵を産み付け、孵化した幼虫が寄生蛹(マミー)となり、成虫になりまた卵をアブラムシに産み付けます。ハウス全体放飼が望ましいのですがうちの場合は、マミーができたら別のアブラムシ発生個所にそのマミーを持っていき働いてもらいます。
今回でチリカブリダニ・ミヤコカブリダニに続く3種類目の天敵ですが、今度は総合防除の一環として、灰色カビ病の天敵?(微生物剤)ボトキラーを届き次第散粉します。その様子はまたアップします。
いちご家は11月3日(木)分化の日臨時休業いたします。ご迷惑をおかけいたしますがご了承くださいませ。
次男君の小学生陸上香川県大会出場の為、県立丸亀競技場へ応援に行ってきます。
2011.11.02
10月28日に続き2回目の葉ダニの天敵を奉仕しました。
1回目はチリカブリダニ(チリワーカー)でしたが、2回目の今回はミヤコカブリダニ(スパイカルEX)です。チリカブリダニとミヤコカビリダニは捕食系の天敵で似かよっていますが、特性が違います。
チリカブリダニは繁殖スピードと食欲に優れていますが、活動温度帯が高いため厳寒期にはあまり向かない。また葉ダニの成虫・幼虫・卵だけしか捕食しない。
ミヤコカブリダニは繁殖スピードと食欲に劣るものの、低温でも活動(捕食)でき厳寒期にも向いている。また葉ダニ以外(チャノホコリダニ・スリップスの卵や幼虫・花粉)も捕食するとされる。
いずれにしても当農園は年内に2種類のカブリダニを放施することにより2種のカブリダニの欠点を補い、天敵による防除の効果を上げる取り組みをしています。
しかしながら今年はこの時期になっても気温が高く葉ダニの勢いが勝っているため、すでにハウス内の所々で葉ダニの被害によるかすり状葉が目立ちます。収穫期始めから春まで化学農薬の散布をしないためにも、収穫が始まっていない今のうちカブリダニに影響がない農薬でたたいておくべきか、年内もう一度チリカブリダニを放施するべきか思案中です。広域に被害葉があるためエコピタは使えないし・・・。